50代 製造業マネージャーの決断。—定年を前に踏み出した、もう一度挑戦するキャリア

深田様
製造業マネージャー
54歳
大手精密機器メーカーで約30年にわたり製造現場のマネジメントを担い、全工程に関する深い知見と現場改善のスキルを培ってきた深田様。60歳定年を前に「再びチャレンジできる環境を求めて」54歳での転職を決意。エイジレスエージェントを通じてご転職されました。今回、その心境の変化と、選考の裏側を詳しく伺いました。
60歳以降の働き方を見据えた、決断のきっかけ
転職を考え始めた背景について教えてください。
以前の会社では、60歳を迎えると定年となり、再雇用後は給与が大幅に下がる制度でした。肩書きが外れ、仕事内容は毎日単純な繰り返し作業。「このまま“名ばかりの社員”になるのか」と考えたとき、非常に違和感があったんです。
人生100年時代、60歳を超えても社会とのつながりを持ち、何らかの形で社会に貢献したい。そんな想いもあり、50歳を過ぎた頃から少しずつライフプランとキャリアを見つめ直すようになりました。
その一環で、自ら国家資格キャリアコンサルタントも取得。自己理解を深め、誰かに任せるのではなく“自分で納得できる選択”をするために、時間をかけて準備をしてきました。
「市場価値の確認」から始まった転職活動
実際に転職活動はどのようにスタートされたのですか?
最初は市場価値を知るために、ビズリーチなどに登録しました。地方在住ということもあり、勤務地や年収、やりがいの面で希望条件を満たす求人は限られており、思うようには進みませんでした。
だからこそ、「今すぐに転職したい」というより、「数年後に本当に活躍できる場所を探す」というスタンスで、粘り強く活動を続けていました。
そんな時期に、エイジレスエージェントから届いた1通のスカウトメールが転機となったのです。
年齢の壁を超えるアプローチ。「ここだ」と思えた瞬間
エイジレスエージェントにご相談いただいた経緯は?
「エイジレス」という名前が目に入った瞬間に「これだ」と感じました。他のエージェントでは年齢不問と書いてあっても、実際は30〜40代を想定している求人ばかり。若い世代向けのエージェントが多い中で、年齢に価値を見出そうとしてくれている—そんな姿勢に希望を見出しました。
初回の面談でも、自分の経験や希望を丁寧に聞いてくれて信頼できると感じました。

ご転職先との出会いが、転職の意義を変えた
最終的にご入社された企業について、最初はどのような印象を持たれましたか?
正直、最初は聞き馴染みのない企業というのが第一印象でした。ですが、調べてみるとDXやAI領域に強みを持ち、成長を続けている企業だと知って驚きました。
実際に企業の方と面談で話してみて、気持ちの変化はありましたか?
はい。最初にお話ししたのは、役員の方は製造業への強い理解があり、現場の知見を持つ人材を本気で求めているという姿勢が、言葉の端々から伝わってきました。
私は製造業で約30年、ものづくりの様々な工程に関わる業務に携わってきました。その経験をお話しすると、「君のような人を探していた」と言っていただき、非常にうれしかったのを覚えています。ITの最先端に身を置きながら、現場に根差した課題解決ができる。それは自分のキャリアの延長線にぴったり重なる場所でした。
年収や働き方の面では、どのような変化がありましたか?
提示された条件は、正直なところ、自分の想像を遥かに超えていました。年収は最大で前職より約400万円アップ。これまでのキャリアで積み重ねてきた経験を、ここまで高く評価してもらえるとは思っていなかったので、本当に驚きました。
また、定年は65歳に設定されており、さらに外資系企業ならではの「年齢ではなく実力で評価する」文化があります。実際に、65歳を超えてもバリバリ活躍され、高収入を維持している方もいるそうです。“60歳で引退”という日本的な常識が、いい意味で覆されたように感じました。
転職後のリアルと、向き合い方
入社後、実際に働いてみての感想をお聞かせください。
入社してまだ間もないですが、すでにプロジェクトにアサインされ、AIやIoT、英語、そしてコンサルタントとしての立ち居振る舞いなど、一気に覚えることが多く、忙しい反面、やりがいを感じた日々を送っています。
また、横山さんも、入社後のことをずっと気にかけてくれていて、丁寧に対応してくださいました。入社後で、本来キャリアアドバイザーとしての仕事は終わっているはずなのに、こうして入社後も寄り添ってくれる姿勢に、心から感謝しています。
転職を経て、今思うこと
今回の転職を振り返って、どんなお気持ちですか?
「本当に踏み出して良かった」、それが一番の想いです。もし何もしないまま定年を迎えていたら、やりがいもなく、気持ちのどこかにモヤモヤを抱えながら働いていたと思います。
エイジレスエージェントと出会い、転職先の企業に巡り合えたことで、年齢を理由に自分の可能性を狭める必要はないと気づかされました。「年齢こそが価値になる」と正面から言ってくれる存在に出会えたのは、大きな救いでした。
正直なところ、「もっと早く話を聞いていれば、もっと早く動けたのに」と思う気持ちもあります。それだけ、今の環境が自分に合っていて、ようやく自分の強みを最大限活かせる場所に辿り着けたと実感しています。
50代・60代は決してキャリアの終わりではありません。むしろ、自分の経験や知見が形になっていく時期。私は今が一番、学びがあり、充実しています。