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「ERPというラストピースを、共に埋める仲間を探して」──ARIが描くDXの未来地図

「ERPというラストピースを、共に埋める仲間を探して」──ARIが描くDXの未来地図
「積み重ねたキャリアを活かして挑戦できる場所」──そんな言葉がふさわしい企業がある。AIやクラウドといった先進技術が当たり前になった今の時代において、コンサルティングから開発、ERP導入に至るまでワンストップでDX支援を提供するARアドバンストテクノロジ株式会社(以下、ARI)。 今回は、取締役専務執行役員 中野様に、ARIの成長戦略とミドル・シニア人材に対するリアルな期待を伺った。 ※内容は2025年4月時点のものになります
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多様なプロジェクトを支える、ARIの全体像と拠点展開

──まず、ARI様の会社全体像について教えてください。

中野様: 2010年に創業し、DXや業務システム構築、クラウド、・AIといった分野を中心に、幅広い業界のお客様に課題解決のご支援をしています。

社員数もグループ全体で700名を超え、今はまさに拡大フェーズですね。

全方位で積極的に採用をさせて頂いておりまして、 当社の強みであるクラウドインフラ領域だけでなく、アプリケーション領域、データ・AI活用領域、コンサルティング/SI営業職など幅広く人材を募集させて頂いております。

直近ではM&Aも進めており、2024年11月には、神奈川県横浜市に本社を構える約100名規模の株式会社ピー・アール・オー(以下PRO)にもグループインして頂きました。

PROはWebシステム開発やスマホアプリ開発に強みを持つ企業であり、当のエンジニアリング体制をさらに強化することができました。

エリア的にも東京だけでなく名古屋・大阪にも拠点を構え、特に製造業が多い中部・関西圏でのビジネス強化にも力を入れています。


「ERP強化」が意味するもの──ラストピースとしての挑戦

──そういった中で、現在のERP強化にはどんな狙いがあるのでしょうか?

中野様: 弊社にとってのERPは、DX支援を「本当にやっている」と言えるかどうかのラストピースだと考えています。クラウド、アプリ、データ基盤……そういうものをやってきた上で、やはり最後は基幹系業務システムのど真ん中にあるERP導入をご支援できるようになっていきたい。

弊社はこれまで、クラウドインフラの設計・運用から、Webアプリケーション、ローコード開発、データ基盤構築やBI活用など、周辺領域の実績を積み上げてきた自負があります。

そうした技術や実績があるからこそ、業務基盤の統合に対しても「やれる準備が整った」と言える段階に来た。

特に名古屋・大阪といった製造業の集積地では、ERPを軸に業務全体を再構築していくニーズが高まっています。そこをちゃんと担えるかどうかで、お客様から“メインパートナー”として信頼を得られるかが決まってくる。

ERPを含め基幹領域をお任せいただけるということは、我々がこれまで積み上げてきたクラウド基盤やUI/UXデザインからアプリケーション開発、データAI活用のご支援といったケイパビリティを、上流から下流までフル活用してワンストップで提供できるという証明でもある。

だからこそ、これは更に会社が飛躍していく上で避けて通れないチャレンジだと考えています。

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「しゃがめる力」と「道の真ん中をきれいにする」姿勢

──ありがとうございます。戦略実現のために人材が重要になると思いますがどうお考えですか?

中野様: まず前提として、ERPや基幹系業務の世界は非常に人材獲得競争が激化している領域です。そのなかで、なぜミドル・シニア層に期待しているのか。 これは「実績」と「信頼感」を備えた人が、今のARIにとって不可欠だからです。

企業がERPのような業務の根幹を担う領域を外部に任せるとき、やはり「この人に任せられるか」という信用が大きな鍵になります。

そこで、40代・50代という年齢層の持つ経験値や調整力が、まさに力を発揮すると期待してます。

──実際には、どのような人物像をイメージされていますか?

中野様: 今のARIに必要なのは、信用力をベースに「自分で案件を作れる」人です。営業部長的なマネジメントスキルも必要ですが、それ以上に現場で信頼を作る、これまでの信頼を使って事業全体を成長させていく方が必要です。

特にコンサルティング部署はまだまだ伸び代が大きい状態にあり、既存の仕組みや体制が整い切っているわけではありません。だからこそ、「これからのARIを一緒につくっていく」意識を持った人には、非常に大きな裁量とチャンスがあります。

弊社が現在注力しているMicrosoft Dynamics 365のスキル的な経験はもちろん大歓迎ですが、それよりも業務理解や、パッケージ導入の現場での“フィット&ギャップ”への理解と調整経験がある方。

例えば、「会計とは何か」「受発注とは何か」といった業務の基本をきちんと押さえている人は、やはり強いと感じています。

──なるほど、そんな中で弊社が多くご紹介させて頂いている40代・50代の人材には、どのような役割を期待されていますか?

エイジレスさんから紹介される方には大変助けられていて、やはり経験という物は非常に大事だなと。

しかし、ただ経験があるだけではなく、大事なのは「しゃがめる力」だなというのは社内で活躍されている方を見ると感じます。 経験豊富でも、最初から偉そうにせず、自分から教えを請いに行けるような人。そういう方がいると、チームがうまく回るんですよ。

社内でもよく「自分の軒先だけじゃなく、真ん中よりも少し向こうまで掃き合って道の真ん中がきれいになるようにしよう」と言ってるんですが、要はちょっと自分の範囲を超えて、相手に歩み寄る姿勢があるかどうか。これは本当に大事にしています。


チャレンジできる環境を楽しめる人と働きたい

──そんなARI様で経験を持った人材が働く魅力や社内の環境について教えてください。

中野様: ありがとうございます。

まず先ほどお伝えしたように、裁量を持ってDXプロジェクトに取り組んでいきたい方にとっては充実した仕事ができる環境だと考えております。

一方で人事部門も中途で入った方が早く馴染めるように工夫していて、 会社のステージやオファーさせて頂いている年収といった面でもいわゆる「ベンチャー」と呼ばれる会社よりは安心感がある環境を用意できていると考えています。

具体的にはオンボーディングの支援や、関係者との接続機会の設計も進めていて、その成果もあってここ数年、組織として順調に拡大しているという実感があります。

ただ一方で、事業推進力を要する領域では、「自ら関係者を巻き込み、動かせる人材」が必要です。

受け身ではなく、自分から相手に近づき、組織や顧客の中に入っていける人。そういった方にとっては、ARIは非常に魅力的なフィールドになると思います。

「自分のソリューションでこの組織を作った」と言える環境って、実はなかなかないですよね。

うちは安定性がありながらも、官僚的になりすぎない柔軟さがあると自負しています。そのバランスの中で、新しい挑戦に前向きな方を歓迎したいと思っています。

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ARIは、“年齢”よりも“姿勢”を見ている。

キャリアを「集大成」として閉じるのではなく、「挑戦」のフェーズにしたい方にとって、ARIは最適なステージかもしれない。東名阪のフィールドを舞台に、ERPをラストピースとするDX支援の中核を担う──そんな次の一歩を、ここから踏み出してみませんか?